インタビューメモの取り方 パソコン派?手書き派?

インタビューでメモの取り方はパソコン?紙のノート? インタビュアーであればだれもが通る疑問です。

インタビュー時のメモの取り方をパソコンと紙のノートで試してみたところ、紙ノートに手書きで書いたほうがやりやすかったです!

インタビュー時のメモの取り方 パソコンvs紙のノートの比較や、実際に使用している紙のノートへのメモを公開します。

インタビュー時メモの取り方

インタビュー時のメモは必要?

メモを取る場合、メモはパソコンを使ったしたほうがいいのか?それとも紙のノートの方がいいのか?インタビューする人なら始めたころに必ず悩むことだと思います。

ただインタビューを記事化するさいに録音から文字起こしする場合は、文字起こしの中にすべてのデータが入っているので必ずしもメモを取る必要ありません。

そのため、インタビュアーの中にはインタビュー中にメモを取らない方もいて、メモを取らないことでインタビュイーの話を理解することや話すことに集中している方もいます。

私のインタビューのやり方は、文字起こしもしますが、メモも取っています。

でもそのメモの取り方が、パソコンがいいのか?紙がいいのか?悩むと思います。

インタビュー時のメモはパソコンvs紙どっちがいい?

インタビュー時のメモは、パソコンがいいのか?紙のノートへ手書きの方がいいのか?

私がメモをパソコンと紙のノート、両方試してみた結果をお伝えします。

経験や世代や今まで慣れ親しんだ方法はどちらかなどによっても異なると思います。

そのためインタビュー時のメモを取るのがパソコンが紙どちらがいいのかはそれぞれが実際に試してみてやりやすい方があなたに一番合ったやり方りなるので参考程度にしてください。

パソコンでメモ

インタビュー時に、パソコンでメモを取るのは、誰もが最初にトライしてみるやり方です。パソコンでメモを取るのは以下のメリットがあるでしょう。

  • 手書きよりメモをスピーディーにできる
  • データがすべてパソコンに入っているので紙が増えない
  • 自分の文字ではないのでキレイ

デメリットは以下の通りです。

  • キーボードを打っているさい、相手に対して無視しているように見える
  • オンラインの場合キーボードの打撃音がうるさいかも(最新のパソコンでは軽減されています)
  • 全体を把握しづらい
  • 手書きでないので記憶に残りにくい
  • パソコン上に複数の情報があり混乱する

紙のノートでメモ

インタビュー時に、紙のノートでメモをとる場合は以下のメリットがありました。

  • ノートへの手書きメモは、インタビュイーに対してあなたの話を聞いていますよというメッセージになる
  • 全体像を把握しやすい
  • 手書きなので記憶に残りやすい
  • パソコンの複数の情報の惑わされず集中できる

デメリットは以下の通りです。

  • 手書きはパソコンよりは時間が掛かる
  • 紙の煩雑さがある
  • 手書き文字は見た目はキレイではない

紙>パソコン

インタビュアーとしての経験から、パソコンのメモよりも、紙のノートへのメモの方が仕事がはるかにやりやすいと感じました。

パソコンでメモを取る場合、インタビュイーに対して無視しているように見えてしまうという点は結構大きいです。

例えば友人と食事をしたとき友人がスマホばかり見ていたら一緒の時間を楽しんでいないのかな?と感じますよね。もちろんインタビューに関するメモであっても相手に画面が見えない以上、なんとなく無視された感じを抱くのではないでしょうか?

またパソコン上の情報は全体像が把握しづらいですし、パソコン上に複数の情報が混在して混乱したり頭が疲れたりします。

また手書きの方が記憶に残りやすいですし、記事化するときに自分の書いた文字を再確認することで記憶をよみがえらせたり、理解を深めたりすることができるからです。

インタビュアーのメモファイル

紙でメモを取るといっても、紙1枚では心もとありません。

見開き型のボードファイル

そこで私が使用している見開き型のボードファイルをお見せします。

紙のノートへのメモは、下を台紙で支えてくれるボード型がおすすめです。クリアファイルのような素材だと、へたへたして、訪問取材の時などよれてしまうからです。

それに固い方が安心感がありませんか? インタビュー時に安心感は大切な要素になります。

また、インタビュー中に資料をめくりながら情報を探すのは結構手間なので、左右見開きで情報をうまく整理したほうがインタビューもスムーズにいきますし、左右の情報を見ることで全体像の把握がしやすくなります。

見開きの使い方

左側に「全体の流れ」

見開き型のインタビューメモファイルの左側には「インタビュー時の全体の流れ」について書かれた目次を準備しておきます。

1時間のインタビューの全体的な流れで、この内容はどのインタビューでも同じになります。

右側に「企画書と質問シート」

右側には、企画書と質問シートをプリントアウトして準備します。

企画書とは、インタビュー記事の目的、ターゲット、相手、内容などが書かれています。

質問シートは、インタビュー時の質問する内容が書かれています。

インタビューは質問シートに沿って行われますが、その質問シートにインタビュイーの答えや、疑問に思って後で確認したい点などをメモしていきます。

メモはシャーペン

インタビュー時のメモはボールペンではなくシャーペンを使用しています。ボールペンだと印刷のインクとダブり見にくくなるからです。また記事化するさいのメモの追加や修正がしやすいからです。

メモは人に見せる必要があるものではないですし、スピードが求められるので汚くて問題ありません。

まとめ

良いインタビュー記事を作成するには、事前準備が一番大切です。そして事前準備を充分に活かすには、インタビューしやすい環境造りが大切です。インタビューしやすい環境とは、インタビュアーにとって内容を把握しやすいことです。ノートへのメモは、

  • インタビュー時コミュニケーションがしやすい
  • 全体像を把握しやすい
  • 頭に残り理解しやすい

などのメリットがあります。

インタビュアーは、「インタビューがスムーズにいくだろうか?」と大なり小なりプレッシャーを感じています。そんなとき少しでも不安要素を減らすために、より安心できるツールで臨みたいものです。

見開き型のボードファイルは、実際にホームセンターなどで実際に使いやすいか手に取って確認するのが一番です。

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