
私は今まで、SEOについて分からないことがあれば、ネットで検索して調べていました。しかし断片的些末的な情報でで、内容の順番や全体像を理解できないという悩みを抱えていました。
それらが体系的にまとまった本が無いか探していたところ「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」に出会うことができました。
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」は、SEOに関する情報を一時情報から網羅的に体系的にまとめた本です。
SEOの初級者を卒業しもっと本格的に学びたいと思った方に、現場のプロから学ぶSEO技術バイブルをおすすめします。
目次
現場のプロから学ぶSEO技術バイブル
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」は、SEO中級者向けの本です。
ページ数は480ページもあり、分厚くSEOの辞書のような本です。
SEOの95%は「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」に掲載されているといってもいいくらいの内容の網羅性充実度です。
もちろんSEOはアップデートごとに更新されているので、本だと内容が古くなるのでは?と不安になる方もいると思います。
しかしSEOの基本は変わることがありません。SEOは日々アップデートされているのですが、サイトを運営しながら、ネット上の最新情報を追い本に追記していくことで充分対応できます。
もくじは以下の通りです。
- SEOの基本
- マイナス評価を回避するSEO
- サイト構造・リンク構造
- Googlebotの制御
- セマンティックなマークアップ
- サイトの高速化
- HTTPS化・モバイル対応・AMP対応
- コンテンツSEO
- リンクビルディング・サイテーション
- モニタリング・保守
サイト運営が初めての方や、経験があってもSEOを学ぶのは初めての方には難し過ぎるので、SEOの概要や超基礎をサクッと学べる1時間でわかるSEO対策がおすすめです。
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」おすすめポイント
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」のおすすめポイントは以下の通りです。
中級者向け
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」は、SEO中級者向け、SEO2年目~あたりがターゲットになります。
SEO初心者を終えたころに購入して読んでみましたが、それでも余りに難しくて最初はかなり読み飛ばしたほどです。そのくらい難しく感じると思います。
体系的に理解できる
SEOを学び始めたころは多くの方がネット上の情報を参考にしていると思います。しかしネット上の情報は以下のようなデメリットがあると思います。
- なんとなく表面的に理解するだけで、身になってる気がしないし記憶に残らない
- 書いた人の解釈であり一時情報とは異なる
- 情報が断片的、些末的で順序や全体像が理解できない
SEOを本格的に学びたいと考える皆さんも、そんな悩みがあるのではないでしょうか?
SEOが難しい、アフィリエイトが難しいと言われる理由に、SEOを体系的に学ぶ場がないからというのが8割ほどの理由としてあるような気がします。
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」の著者は、まえがきで書籍を出版した理由として以下のように述べています。
現状SEOに関する様々な相談では以下の共通点がある。
- 情報の点在
- 情報の不確実性
- 職種間の相互理解
- 断片的な情報こうした問題を解消するために一次情報を元にSEOに関する技術を網羅的まとめたのが本書である。
繰り返し確認できる
本でSEOを調べるメリットは手元に置ておけば正しい情報を繰り返し確認できる点です。
ネット上の情報も繰り返し確認できますが、1次情報ではなく書いた人の解釈のため、物事を正しく理解するには不向きです。また検索するたびに異なる情報をみることになったり理解が曖昧になることがよくあります。
書き込める
マーカーペンで印を付けたり、書き込みもできます。自分の手を使い、頭と目と手で再確認するので、定着しやすいのが特徴です。
まさに学生時代にやっていた勉強法と同じです。字ずらだけを追っても良く理解できないですよね。やはり自分で書き込むことによってより知識の定着になるのです。
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」の使い方
学び方
分かるところから読む
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」は思いのほか難しいです。
最初はムリに読もうとせず、何を言っているのかよく分からないところは読み飛ばし、分かるところや興味あるところだけ読んでいきましょう。
重要なページを読む
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」を一読したら、重要なページだけ読んでいくと良いでしょう。以下のページになります。
- SEOの基本
- マイナス評価を回避するSEO
- サイト構造・リンク構造
- コンテンツSEO
SEOの基本
SEOの基本では、SEOとは何か? 検索エンジンの仕組みや、HTMLの基本構造、タグの使い方、画像SEOについて学びます。
マイナス評価を回避するSEO
マイナス評価を回避するSEOではどのような施策をするとペナルティや減点になるということが書かれています。
ペナルティを甘く見てはいけません。サイトは一度コケルと修復に多くの時間やエネルギーを要するのです。
またマイナス評価を受けると、それ以外の施策をいくら頑張っても全く成果が伸びないということが良く起こり得ます。
意図しなくても慣れや、知識不足から、ついうっか手を出してしまいペナルティを受けることもあるのです。
そのためにどのようなことをしたらマイナス評価を与えられてしまうのかしっかり学んでおく必要があります。
googleの「品質に関するガイドライン」の中の「具体的なガイドライン」に内容が対応しているので照らし合わせて確認してください。
サイト構造・リンク構造
サイト構造・リンク構造では、どのようにサイト構造、カテゴリ構造を作ればよいかを学びます。
コンテンツSEO
コンテンツSEOは、サイト運営の本番といったところです。キーワード選定、競合調査、マインドマップ作成、記事構成、ライティングについて解説されています。
サイト運営者にとって、コンテンツSEOが最も繰り返し読むページになります。
まとめ方
マーカー&書き込み
全部大事なのですが、読んで重要と思うところはマーカーで印をつけます。そのページでどこが大切か一目瞭然ですね。
次に見るときに、個々は前回も確認したところであることを思い返すことができます。
私はペンで書き込みをします。本に書かれていることは95%なので新情報がある場合は書き込んでいきます。
タグ付け
480ページもあり随分と分厚いため、疑問に思ったことがどのページに載っているか探すのは不向きなんですね。
そこで自分で見出しタグを作ってみました。分からないことはすぐに調べられるので便利ですよ。
まとめ
「現場のプロから学ぶSEO技術バイブル」は、SEO基礎をもとにサイト運営を実際に経験し終え、本格的にSEOを学びたい中級者の方におすすめの本です。
初心者のころは、SEOについて、ネットで調べたり、人に聞いたり、SNSで見たりした情報をもとにサイト運営していました。
しかしネットで調べたり、人に聞いたり、SNSで多くのいいねが付いたりする、ネット上の情報で聞きかじったSEO情報についてはすべてこの現場のプロから学ぶSEO技術バイブルに書いてありました。
しかし、断片的、些末的な情報では、知ってはいても正しく理解したことにはなりません。正しく理解しないから、誤った方向でSEO対策を行ってしまい失敗してしまうのです。
少々高い本ですが、辞書みたいな本ですので手元に置いてずっと学ぶことができます。本格的にEOを学びたい方に、本格的にアフィリエイトサイトを運営したい方、企業のメディアを運営したい方におすすめの本です。