
キャッチフレーズと言えば、今までは企業の宣伝用としてプロが考えるものでした。
しかし現在は、Wbeサイト運営者個人がサイトタイトルや記事タイトルなどでキャッチフレーズを作成する必要が出てきました。
そこで、平凡な私達でも作れる、おっ、と思わせるキャッチフレーズの作り方をご紹介します。
目次
キャッチフレーズとは
キャッチフレーズの意味
キャッチフレーズとは、英語でcatch phrase。フレーズで(心を)つかむという意味です。
広告や宣伝で、読者の心をとらえる目的で作られたコピーのことで、単語一つ、1文、数行などがあります。
私たちはTVCMや、電車などのつり革広告、商品の梱包、映画、作品などで、さまざまな印象深いキャッチフレーズを目にしています。
何十年も前につくられたけど、今でも現役のキャッチフレーズもあったり、普段の生活の中で思わず口ずさみ楽しい気分にさせてくれるものもあります。
皆さんはどんなキャッチフレーズが浮かびますか?
Web上でキャッチコピーが求められる
以前は、プロの領域であったキャッチフレーズ。
しかし現在ではネット上で以下のような場面でキャッチフレーズが求められるようになりました。
- サイト:サイトタイトルや記事タイトル
- 広告:サイトに誘導するための文句
- メルマガ、メール:記事タイトル
- SNS(Twitter,Facebook,Youtube動画):投稿記事や、動画のサムネイル
サイト運営者やSNS担当者の個人がキャッチフレーズを、考える時代になったのです。
キャッチフレーズの作り方
しかしキャッチフレーズとは、ド素人でも作れてしまうというのをご存知ですか?
例えばこのサイトのタイトルをご覧ください。楽々サイト屋さんとなっていますよね。なかなかイイサイトタイトルだと自分でも思っています。
でもこのキャッチフレーズ、いきなり天からの声で浮かんだのではアリマセン。皆さんも簡単にキャッチフレーズを作るキャッチフレーズをつくることができます。
ド素人でもキャッチフレーズを作る方法を2つご紹介します。
キーワードを入れる
サイトタイトルや記事タイトルなどのキャッチフレーズを作成するさいは、SEOの観点から必ずキーワードを入れましょう。
例えばこちらのサイトであれば、楽々サイト屋さんという、サイト関連のサイトなんだということを読者やgoogleに伝えています。
キャッチフレーズを作る
さすがに、TVCMのプロのようなキャッチフレーズはできませんが、おっと思わせるキャッチフレーズを作ることができますよ。
型を利用する
キャッチフレーズの型を利用する方法です。キャッチフレーズにはいくつかの型があるのでその型に当てはめて作成する方法です。
キャッチフレーズの型を利用するには、バカ売れキーワード1000という本が参考になります。1,000個ものキャッチフレーズの型の事例が載っていて種類ごとに型を選べるようになっています。
サイトタイトルである楽々サイト屋さんは、バカ売れキーワードを参考にしてサイトタイトルを考えました。
オリジナルを作る
次におすすめなのが、印象的な言葉を組合わせ、訴求軸(どのような切り口の軸か)や表現の型(どのような言い回しにするか?)で掛け合わせて作る方法です。
例えば、楽々サイト屋さんを、訴求軸を権威性、表現の型を呼びかけ型にすると、楽々サイト屋さんが人気の理由となるかもしれませんね。この場合はサイトタイトルというより記事タイトルに適しています。
訴求軸(どのような切り口の軸か)や表現の型(どのような言い回しにするか?)には複数あるので、色々工夫してみるとさまざまな言い回しができることに気が付きます。
型に当てはめるのとは違って、多少の学習と経験が必要になります。
クラウドワークス主催みんなのカレッジWEBライターコース(中級)の中で、メインはWEBライター検定2級の合格を目指す内容の中でキャッチコピーの作り方を学ぶことができます。
キャッチフレーズ一覧
ネットの世界では、どのようなインパクトのあるキャッチフレーズが使用されているのでしょうか?
今回は、TVCMなど、プロの作ったキャッチフレーズ一覧をご紹介するだけでなく、キャッチフレーズにおいては素人のアフィリエイトブログも参考にピックアップしてみました。
企業のキャッチフレーズの例
- 24時間戦えますか?:所ジョージさんが主演のリゲインのCMですね。音楽とともに私たちの頭に残ります。でも24時間戦える=仕事できる人なんているんですかね?現代はワークラウフバランスの時代なので当時の時代背景を感じさせます。(1998年~第一三共ヘルスケア)
- やめられない、とまらない、カルビーかっぱえびせん!:もうこれは、何十年も使用されています。かっぱえびせんを見ると、タベルトこのキャッチフレーズが頭を通過する人が大半ではないでしょうか?(1964年~カルビー)
- セブンイレブンいい気分:忘れられないフレーズです。(1976年~セブンイレブン)
- お、ねだん以上。ニトリ:ニトリの本質を突いていますね。(ニトリ)
サイトのキャッチフレーズの例
Web上でのサイトタイトルや記事タイトルキャッチフレーズは、クリックしてもらうために非常に重要です。
仮に3位に表示されていても、キャッチフレーズが魅力的であればクリックされ、それにより1位に上がることも可能だからです。
キャッチフレーズが面白いサイトの例
- 副業クエスト100
アフィリエイターの星、木口さんの副業サイト。クエストとは探索という意味なので、副業をイロイロ調べて見たという意味になります。 - ブログ部
副業でありながら、高い収益を上げる副業ブロガーの星。ブログに関したことならなんでもござれなので部活動の○○部になっています。 - 今日はヒトデ祭りだぞ!
雑記ブロガーの星、ヒトデさんのブログですね。雑記のため運営者の名前がサイト名に入っています。 - クレジットカードの読みもの
クレカのことなら何でも読めるサイトです。
キャッチフレーズがかっこいいサイト
- まだ東京で消耗してるの?
雑記ブロガーとして第一人者、イケダハヤトさんのブログ。まだ東京で消耗してるの?というキャッチフレーズは有名になりました。 - クレジットカード大学
Creditcard University。○○専門サイトの場合、○○大学と付けるサイトが多くありますね。 - ノマド的節約術
節約ブログ。 - 楽々サイト屋さん
このサイトです! ○○屋さん~という表現を使用し、専門屋さんという印象を与えています。
まとめ
今回、人気ブロガーの中から、良いな、と思ったサイトタイトルを挙げてみました。ちなみに私のこの楽々サイト屋さんも含めています。
皆さん思ったのではないでしょうか? 人気ブロガーといえどもそこまで強烈インパクトのあるサイトタイトルを作れているというわけではないのです。
私の楽々サイト屋さんだってサイトタイトルだけで見るなら負けてませよね。
ですから、皆さんもちょっと工夫するだけで他に負けないキャッチフレーズで人目を引くことができますよ。