
日記用に少し高級なノートを探していました。でも高級なノートって自分の近くのホームセンターなどのお店には余り売っていないですよね。
仮に売っていたとしても、それは沢山ある高級ノートのうちの一つで世の中にはもっと良い高級ノートがあるに違いないと思ってしまいます。
そこでネットでイロイロ探していたところ、紳士なノートに出会いました。
紳士なノートは、一冊が高いですが、全体の高級感と、A.Silky 865 Premiumという高級紙に魅かれて購入しました。
日記用や、何か特別なノートを探している方、紳士なノートのレビューを是非参考にして下さいね。
目次
紳士なノート
「紳士なノート」とは、日本ノート株式会社が発売する大人向けの高級ノートです。
日本ノート株式会社の前身は王子製紙グループの文具メーカーになります。
「紳士なノート」を最初に購入する時は、ブランド名がアピカということと、商品の見た目が、ヨーロッパ的であることから、海外のメーカーのノートかな?と思っていました。
しかし「紳士なノート」とは、れっきとした日本企業であるの日本ノート株式会社のノートでした。
1987年C.D.NOTEBOOKを発売。カラフルな大学ノートを発売しました。
2012年Premium.C.D.NOTEBOOK(紳士なノート)を発売しました。
Premium.C.D.NOTEBOOK(紳士なノート)は、従来のC.D.NOTEBOOKをベースに、紙や製本にこだわったプレミアムなノートです。
第21回日本文具大賞を受賞しています。
2022年にはPremium.C.D.NOTEBOOKONEという、Premium.C.D.NOTEBOOK(紳士なノート)の薄型ノートを発売しました。
極上の書き心地
紳士なノートは、表紙から紙まで、しっかり作られていて高級感があります。以下のポイントについてまとめました。
OPPカバー
紳士のノートにはOPPカバーが付いています。
OPPとは、Oriented Polypropylene、二軸延伸ポリプロピレンという意味で、縦横の二軸方向にポリプロプレンを伸ばして作った薄いビニールシートのことです。
OPPは、お菓子、アクセサリーなどのラッピングなどでよく使われています。
紳士のノートは、表紙は紙でできているので、ビニルシートをしないと、時間と共に擦れたり、汚れたりする可能性もあります。
大量に使い捨てるノートであればそれでも問題ありませんが、高級なノートなので大切に使いたいですよね。
ちなみに私はずーっとビニルシートを付けたままで使用しています。
しかし、購入したら是非一度ビニルシートを外してみてください。ノート本来の表紙の鮮やかな色が目に入ります。
紳士のノートは、表紙の色やデザインなどにも力を入れているので、やはり表紙を充分に楽しむためにはビニルシートを外した方がやはり本来の色やデザインを楽しめます。
分厚い
プレミアムCDノート
紳士のノートは、一般のノートよりページ数が多く96ページもあります。一方通常のキャンパスノートは30枚程度なので約3倍程度の厚みがあります。
持ってみてもずっしりと重いです。B5の場合の重さは430gもあるので、1キロの約半分もあるということになりますね。
プレミアムCDノートONE
Premium.C.D.NOTEBOOKONEは、従来の紳士のノートの薄型モデルであり、ページ数が32ページになりました。今までの96ページと比較して1/3のページ数になりました。
糸がかり綴じ製本を使用し開いて止まる
しかし紳士のノートは分厚いですが、糸がかり綴じ製本を用い、どこで開いてもどのページでもしっかり止まります。
一般的には、ノートが分厚い場合、ノートがどのページで開いても止まるかどうかが気になるところです。
通常のノートは30枚程度ですのでどこで開いても普通に止まりますよね。
しかし分厚いノート、例えば日記帳なんかでは、開いて止まることが無い商品も多い気がします。その場合、開いて上から押して開き癖を付ける必要があります。。
エンボス加工
高級感漂わせるのは、表紙の紙質だけではアリマセン。
表紙にある「C.D.NOTEBOOK」というノート名は、シルバーのエンボス加工が施されております。
エンボス加工とは浮き上がらせることで、触ってみると文字の所に凹凸があります。
シルバー色なので、光が当たると、シルバー本来の色が輝いてキレイです。
黄色みがかるクリーム色の用紙
紳士のノートの用紙は、うすい黄色みがかるクリーム色をしています。
一般的なキャンパスノートはかなりの真っ白です。
紳士のノートの写真ではうすい黄色みがかるクリーム色の色合いが出せないのですが、一般の普通のノートの用紙をや黄ばませた感じと表現したら良いでしょうか?
紙に高級感
紳士のノートの用紙は、A.Silky 865 Premiumを使用しています。A.Silky 865 Premiumとは、王子製紙とアピカが開発したオリジナル筆記用紙です。2012年に開発されたので現在までで約10年の歴史があります。
触り心地は、一般のノートと比較して、ややつるつるしています。一般のノートにややビニル素材を混ぜたようなイメージになります。
筆滑りが良い
A.Silky 865 Premiumは、シルクのようななめらかな感触の紙でできており、筆滑りが非常に良いです。鉛筆でも、ボールペンでも、万年筆でも良いでしょう。
私はボールペンを使用しています。かといって高級なボールペンではなく100円のボールペンです。
書き心地は、滑るように書けるので、書くのが楽しいと感じるのではないでしょうか?
紳士のノートの種類
Amazonで見ると紳士のノートは沢山の種類が合って、どれを購入したら良いのか分からなくなるでしょう。紳士のノートは大まかに以下4種類の切り口で分けられます。
ページ数
紳士のノートはページ数により以下2つに分けられます。
- プレミアムCDノート
- プレミアムCDノートONE
従来の紳士のノートであるプレミアムCDノートは、ページ数が96ページあり分厚いノートです。
プレミアムCDノートONEは最近発売された従来の薄型バージョンで、ページ数が1/3の32ページになります。
大きさ
紳士のノートの大きさは以下4つです。
- A4:A4コピー用紙の大きさ
- A5:B5サイズより小さい
- A6:A4サイズの1/4
- B5:キャンパスノートの大きさ
スタイル
紳士ノートは、スタイルにより以下3つに分けられます。
- 5ミリ方眼
- 横罫
- 無地
横罫は一般のキャンパスノートでは、A罫5mm B罫6mm C罫7mm と行のmmが選べることが多いのですが、紳士ノートでは横罫の単位は決まっています。
B5ノートでは30行7mmであり、A4ノートでは30行8mmになっています。
表紙の色
表紙の色は、赤色、紺色、黒色の3色です。プレミアムCDノートでは黒の代わりにこげ茶色があります。
紳士なノートの使い方
私は、紳士のノートの、紺色のB5サイズ、横罫を使用しています。
ノートを探し始めたのは、日記用にちょっと良いノートを探していたからです。
当初日記はルーズリーフや、一般のキャンパスノートに書いていました。
リーズリーフであれば、カラフルなバインダーに日記のページを自由に追加できると思ったからです。しかしいちいちルーズリーフを取り出し日記を書くのが面倒だし、後で読み返す際、ページをめくったりするのが読みにくいという感じがありました。
PDFのデータをバインダーにまとめるより、本形式の方が読みやすいですよね。それと同じだと思います。どうもまとまりが無いので辞めました。
その後、やはり日記はノート形式が一番だと、普通のキャンパスノートに書き始めました。
ルーズリーフからノート形式にしたのはいいのですが、ホームセンターに売っている一番安いキャンパスノートだったのもあり、日記でありながら全く気分が上がりませんでした。そりゃぁ中高で使ってたノートと同じでは気分も上がりませんよね。。
そこで、やや高級なノートを探していたときに「紳士のノート」に出会いました。店舗で実物を見たわけではないので、日記に使えなかったらどうしよう??と少し不安でしたが、口コミに日記に使っていますという声もいくつかあったので購入してみました。
紳士のノートを日記用に購入してとても気に入っています。紳士のノートは一般のノートと一線を画した高級ノートなので、あなたの特別なノートに最適です。
何で書くかは、私はまだ100円のボールペンで書いていますが、ちょっと高めのボールペンなんかも良いのではないでしょうか?試してみようと思います。
ちなみに紳士のノートは、商品ブランド名から、おじさま向けのノートではないのか?とイメージするかもしれませんね。でも決しておじさま向けでは無いのでその点は心配ありません。
まとめ
紳士なノートは、一般のノートとは一線を画した大人向けの高級なノートです。
表紙は、「これからノートを開きます」という高級な雰囲気がする重厚感のあるノートです。用紙はA.Silky 865 Premiumという独自開発の滑るような書き心地の用紙です。
糸かかり綴じ製本なのでどこのページで開いても、後戻りしません!
普段仕事などで使うノートはできるだけ安い方がいいですよね!?
でもあなたの特別な記録を取って置きたいノートもあるはずです。そんな特別なノートは、やはり特別な高級ノートだと気持ちが上がります。
キャンパスノートだと、激安で買えば1冊数十円で購入できます。破れないし、書きやすいし、にじまないし、耐久性もあるしで充分機能を果たしてくれます。
しかし無いのは高級感。あなただけの大切な記録を残すためのノートはちょっと特別なノートに記録してみませんか?気分上がりますよ!