
ChromebookでExcellやWordを開くには、エラーが出たり、変換とかが必要でやっぱり手間なのかな?
ChromebookでのExcellやWordがどの程度使えるか心配な人も多いと思います。だってExcellやWordは仕事ではかなり多用しますからね。
結論から言うと、ChromebookからのExcellやWordの閲覧や編集、保存は簡単です。
編集機能のレベルは、Windowsでの使用と同レベルとまではいかないけど、一般的な仕事での編集レベルでは特に問題ありません。
ChromebookからのExcellやWordの閲覧や編集、保存は実は複数あって、難しく感じてしまうかもしれませんが、それは複数あるので紹介しているだけで、一つ覚えれば十分です。簡単な方法の順にご紹介しますので参考にしてください。
目次
ChromebookでExcellやWordを開く
左図:GmailでExcell資料を受信した場合の画像
右図:GmailでWord資料を受信した場合の画像
画像の①をクリックするとダウンロード、②をクリックするとドライブに追加、③をクリックするとスプレッドシートで編集と表示されます。
ExcellやWordの閲覧だけ行う場合は、ExcellやWord資料をダブルクリックするだけで可能ですが、編集や保存を行う場合は簡単な方法から順に以下5つの方法があります。
- Chromebook本体のマイファイルにダウンロードする(画像①をクリック)
- googleのマイドライブに保存する(画像②をクリック)
- googleのスプレッドシートに変換する(画像③をクリック)
- Office Onlineを使用する
- リモートデスクトップを利用する
閲覧のみ
左図:GmailでExcell資料をクリックして閲覧した場合の画像
右図:GmailでExcell資料をクリックして閲覧した場合の画像
まず、ChromebookからExcellやWordを閲覧する方法を解説します。
ChromebookでExcellやWord閲覧する場合は、データがメールである場合は、届いたメールの添付ファイルをダブルクリックするだけで閲覧でき、ExcellやWordをクリックして開くと何らかの表示エラーが出てみることができない、ということはありません。
この状態では編集や保存などはできませんが資料の内容を確認することはできます。
Chromebookはモバイルパソコンとして使用されることが大半のため、ExcellやWordを編集や保存までせず閲覧だけで仕事が可能なこともあります。
編集と保存
ExcellやWordの閲覧だけでなく編集や保存を行うには、Chromebook本体のマイファイルにダウンロードするか、googleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントに変換する方法があります。
しかしgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントに変換しなくても、マイファイルにダウンロードするだけで編集や保存が可能です。
WorkSpace
本体のマイファイルにダウンロードする
ダウンロード(画像の②)をクリックすると、Chromebook本体のマイファイルにダウンロードされます。ダウンロードされたExcellやWordをクリックするとchromeブラウザで閲覧することができます。編集自体もchromeブラウザ上でできるのですが、保存ができません。
保存を行いたい場合は、googleドライブに保存してから編集と保存を行いましょう。
ドライブに保存する
左図:googleドライブに保存したExcell資料を開いた画像
右図:googleドライブに保存したWord資料を開いた画像
ドライブに追加(画像の②)をクリックすると、googleドライブへの保存になります。googleドライブへ保存した場合、形式はExcell形式で保存されます。
開いて左上を見ると、ExcellやWordの拡張子.XLSXで開いていることが分かります。
googleドライブでは、ExcellやWord形式のまま編集と保存が可能です。
スプレッドシートに変換する
googleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントに変換する方法です(画像③)。
データを整理のために、書式を統一したい場合や、同じ書式で編集したほうがやりやすい場合はgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントを選びましょう。
googleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントで保存した資料をもう一度エクセルに変換し直して送り直すことも可能です。
今までChromebookでExcellやWordを編集や保存をする場合、googleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントに一度変換していた方も多いと思います。実際私も、ExcellやWordをChromebookで編集する場合は、一度googleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントに変換していたタイプです。
理由は仕事ではgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントをメインで使用していたため操作に慣れていたかたです。また資料の書式を統一したかったためです。
Office Onlineを使用する
Microsoft Officeには、WebブラウザでOfficeのデータを閲覧・編集・保存ができる、Office Onlineというサービスがあります。
Windowsを使用している方は、パソコンから直接OfficeのExcellやWordなどを使用するため、Office Onlineは見慣れないサービスですよね。
個人の利用であれば無料で利用できるサービスです。Office Onlineを利用するにはMicrosoftのアカウントが必要です。
Office Onlineで編集保存したデータは、Microsoft のサービスであるOne Drive上に保存されます。
Office Onlineは、個人で利用する場合は無料ですが、個人でも複数のデバイスで利用したり、複数のユーザーと複数のデバイスから利用する場合は有料になります。
リモートデスクトップを利用する
googleのChromeリモートデスクトップを利用する方法があります。Chromeリモートディスクトップは、Chromebookから大元のパソコンを遠隔操作するので、Chromebookを操作することで、大元のパソコン遠隔操作することになります。
大元のパソコンをリモート操作するので、今までChromebookで感じていた操作性の制限がなくなります。
もちろん、Word ExcellなどのOffice製品の使用だけでなく、大元のパソコンで行っていたすべての仕事をChromebookからのリモートで行うことができます。
Chromebookでは、○○の仕事はできるけど、○○はできないというのにお困りの方は、リモートディスクトップを使用してしまえば解決です。
またWindows10.11には有料のProにアップグレードすることで、リモート操作が可能になります。
ChromeディスクトップはPINコードでアクセスするのですが、セキュリティに不安のある方は、Proであれば、高いセキュリティ機能が付いてきます。
ChromebookにOffice付きはない
ChromebookにExcellやWordのOffice付があれば、Windowsと同じようにOfficeが使えるのに!!と思うこともありますよね。会社のExcellやWordの資料を、Windowsのパソコンと同じように編集・保存することが可能なのに。
しかしOfficeはMicrosoft社が開発したツールで、Microsoft社の開発したブラウザであるWindowsで使用するソフトウェアになります。
ChromebookのOSはgoogleなためOfficeツールをWindowsで使用していたようにデスクトップアプリとして使用することができません。
例えばMacなんかでも、Mac officeという永久ライセンスを購入するか、Microsoft 365 を購入するか、今回ご紹介したOffice Onlineを無料で使う方法になります。
MicrosoftのOffice製品をMac用に開発して有料で販売しているなら、Office製品をChromebook用に開発すれば?と思うかもしれませんが、ChromebookはOffice製品に対抗するGoogleWorkSpaceを運営しているためそれはあり得ないでしょう。
そのためOffice付きChromebookはありません。
一部機能制限あり
Office Onlineでは、ソフトウェア版やアプリ版と比較して、一部出来ない機能もあります。ソフトウェア版とアプリ版と全く同じように行おうとすると使えない機能もあるということになります。
Chromebookはメインとして使用するパソコンというよりかは、外での会議や外出で使用するのに便利なモバイルパソコンです。サブ機としての扱いのため、ExcellやWordを外出先から閲覧して、編集、保存を補助的にできればいいという場合には問題ないということになります。
スプレッドシートに変換するとズレ
Maicrosoft社のOffice製品である、ExcellやWordを、GoogleWorkSpaceのドキュメントやスプレッドシートに変換しようとすると一部変換のズレが生じることは皆さん経験済みだと思います。
逆にgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントをExcellやWordに変換する場合も一部変換のズレが生じることがあります。
しかし、これもまた、Chromebookをメインのパソコンに対して補助的に使用するという場合であれば全く問題ありません。
Officeをかなり使う場合は向いてないかも
ChromebookのOffice付はありません。OfficeのExcell WordとgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントの互換性は高まってはいますが、完全ではありません。そのため完全を目指すのならリモートデスクトップが有効です。
Chromebookは、サブ機として使用するのに、安くて最低限の機能が付いている点がウリです。そのため、メインの仕事のサブ機としてはかなり有効に機能してくれるでしょう。
私はメインの仕事でもOffice製品のExcellwordよりgoogleWordSpaceのスプレッドシートやドキュメントをメインで使用しているので、Chromebookで困ることはありません。
しかし会社では大半はMicrofot社のOffice製品であることが大半です。そのためChromebookの資料作成は補助的な役割の場合に便利なパソコンといぅた位置づけになるでしょう。
まとめ
ChromebookでExcellやWordは以下の方法で簡単に閲覧可能です。
- Excellデータをそのままクリックして開いて閲覧する
編集まで行いたい場合は以下の方法になります。
- Chromebook本体のマイファイルにダウンロードする
しかし、Chromebook本体のマイファイルにダウンロードする方法は閲覧だけでなく編集も可能ですが保存ができません。
Excellデータを編集や保存するには、以下4つの方法から選びましょう。
- Googleドライブに保存してExcell形式のまま編集・保存する
- スプレッドシートに変換して編集・保存する
- Office Onlineを使用する
- リモートデスクトップで編集・保存する
1のGoogleドライブに保存してExcell形式のまま編集・保存すれば、わざわざスプレッドシートに変換する必要もありませんね。しかしメインの資料がスプレッドシートであればスプレッドシートに統一したい方もいるでしょう。その場合は、スプレッドシートに一度変換して作業すると良いでしょう。