
フリーライターの年収ってどれくらい? 生活できるくらい稼げるのかな? 稼げる年収の上限はどれくらい?
フリーライターは成果主義で年収を上げることができる夢のある仕事だけど、やはり大きく稼ぐには相応のスキルが必要。
フリーライターで働くには、さまざまな契約形態や雇用形態があり、それぞれにフリーライター年収相場があるのでご紹介します。
普通のフリーライターがちょっと良い年収を得る方法もお伝えします♪
フリーライターになるにはクラウドソーシングに登録
ライターとして働くには、企業で働く方法と在宅で働く2つの働き方があります。在宅でフリーライターとして働く場合は年収が不安ですよね。年収を安定させる3つのコツをお伝えします。
2つの働き方
ライターとして働くには企業で働く方法と在宅では働く方法があります。
- 企業と雇用契約を結びライターとして働く方法
- 在宅でフリーで働く方法
企業と雇用契約を結びライターとして働く場合の雇用形態としては、正社員、派遣、パートなどの働き方があります。
在宅でフリーで働くためには、まずはクラウドソーシングに登録して企業と業務委託契約を結ぶ働き方が一般的です。
フリーライターの年収を安定させる3つのコツ
フリーライターは、どこかの会社の正社員のように一生の雇用保障や収入を得ることができるわけではありません。
継続案件であっても、
- メディアの収益がでなくなったから
- 仕事のスキルが低いから
- ディレクターとの相性が悪いから
- 雇用主と合わないから
などの理由で契約があっさり終了することも普通にあります。
フリーライターが、契約先をいつでも選ぶことができるように、雇用主もライターの契約をいつでも終わりにすることができます。
また、Web系の企業は新しい零細企業が多いので、取引先が未払いのまま居なくなるということもありえます。
そのためフリーラーターは収入が安定しません。そのため複数の案件を組合わせて収入が減るリスク回避をする必要があります。フリーライターが年収を安定させる3つのコツをご紹介します。
複数の案件を組合わせる
フリーの仕事は主に業務委託契約になります。
ただライターの仕事は、会社に出社しなくても仕事ができるためリモート勤務ができる案件が多くあります。
そのため、フリーライターが選ぶ雇用形態は業務委託契約だけではありません。
派遣会社と雇用契約を結ぶ派遣社員や、企業と雇用契約を結ぶパートからライターのリモート案件を探して在宅で働くことができます。
- 業務委託契約
- 派遣社員
- パート
フリーライターは、派遣社員、パート、業務委託などの複数の案件雇用形態の案件を組合わせて在宅でフリーとして働いています。
契約期間は短期から長期継続まで
契約期間も1回や1か月などの短期で終了するものから長期継続なものまであります。
長期継続のライター案件を複数契約すると、毎月安定した収入がを得ることができ年収が安定します。
その上で、空いた時間に、収入を更に増やすためや、案件の幅を広げるためや、経験のために単発の仕事を入れていきます。
1契約当たりの収入はさまざま
1契約=1社当たりの収入は、数千円から、数万円、数十万円などさまざまです。
ちなみにライター歴1年目のわたしは、1社当たり月5万円~10万円の案件を4社契約しています。
条件が良くもっと仕事を増やしたい契約先もありますが、1社当たり10万円以上にはしないつもりです。
1つの契約先の時間を増やせば他の案件の時間を削るか契約を減らさなければなりません。
しかし正社員でない限り契約延長による収入の保証はないのですから。
契約先が4社もあれば、1件契約が終了しても大幅な収入減になることはありません。
ライターの年収
ライターの年収は、雇用形態(正社員、派遣社員、契約社員、パート)や、時給、単価によりまちまちです。
だからといって、ライターとしての収入の目安が無いわけではありません。ライターの雇用形態別の年収はどれくらいなのか相場を調べてみました。
正社員は平均450万円
ライターの正社員の年収は平均は450万円です。月換算すると月37万円となります。
正社員の日本全国平均は423万円なので、平均よりやや高い傾向にあります。
ライター求人は、企業が直接募集しているケースとWebマーケ企業が募集しているケースがあります。企業で自社サイトのWebマーケティングチームを持っている企業は余りないので、大半がWebマーケ企業のライター募集であると言えます。
派遣は平均時給1,699円
ライターの派遣の時給は平均1,699円です。
都内の事務職派遣が時給1,500円程度なため、ライターの時給は事務職よりは約200円/時間ほど高くなります。
仮にフル勤務で働いた場合、1日に1,600円(200円×8時間)、1か月で3万2千円(1,600円×20日)の差が出るので時給200円の差は侮れませんね。
パートは平均時給1,010円
ライターは在宅でできるパートの仕事も多く、在宅パートでの働き方はフリーライターとも言うことができます。フリーライターのパートの時給平均は1,010円です。
都内の最低賃金は1,013円ですので、平均賃金ギリギリということができます。
仮にパートでフル勤務で働いた場合、1日8,080円(1,010円×8時間)、1か月で16万1,600円(8,080円×20日)になるので在宅で充分に働くことができる収入を得ることができます。
業務委託は文字単価1.5円
フリーライターの王道としての契約が業務委託契約です。ライター報酬は文字単価で支払われます。(一部記事単価で支払われる案件もあり)。
ライターの文字単価は0.1円から10円程度など非常に幅が広いです。専門ライターになると文字単価が高くなります。
多くのフリーライターは何でも書きます系雑記ライターだと思います。そんな雑記ライターであるわたしが1年フリーラーターとして働いて実感として感じる文字単価は1.5円程度だと感じます。(構成は既にディレクターが作成済みの場合)
年収1,000万円への道
雇用形態別に、ライターとして働いた場合の収入についてみてきました。
- 派遣であれば1,500円程度
- パートであれば1,000円と少し
- 文字単価であれば1.5円程度
が相場ではないでしょうか?
フリーになったからには、サラリーマンより稼いでやりたい、元同僚より稼いでみたい。そう一度は思うはずです。
しかし、フリーラーターとして年収1,000万円とか月100万円というのは、ごく普通のフリーライターには届きそうもない年収であることに気が付きますよね(^^;。
正社員の方が全然ラクに稼げる
同じお金を稼ぐのならどこかの会社の正社員の方がはるかに稼ぎやすいですし将来の収入が約束されるので不安もなく楽です。
私はもともと都内の一般事務というごくごく普通のありふれたいわゆるOLさんでした。初任給は18万円くらいでしたが、年2回ボーナスも支払われました。小さい部屋ながらも一人暮らしもしていました。
全然正社員の方が楽でしたね!
ライターという仕事で考えても、ライター正社員の平均年収が450万円、月37万円なので、フリーラーターとして働くより、Webマーケティングの正社員として働いた方がグッと楽に稼ぐことができます。
ライターとして働きたい、フリーにこだわらないということでしたら、Webマーケティングの企業にライターとして正社員就職することをおすすめです。
まずは会社員並に稼ぐを目指す
フリーライターとして年収1,000万円や月100万円を稼ぐことができたらカッコイイですよね。しかしそれは現実的じゃない!
そこで、フリーライターとして会社員並の月収を得ることを目標にしてみてはいかがでしょうか?
ポイント
会社員並の月収の金額は、自分の新入社員のときの月収にしましょう!
世の中の平均を基準にしてもその月収は、世の中の平均であり自分がもらってきた月収ではないので余りピンッとこないのではないでしょうか?
まずは、自分の新入社員時代の年収や月収を目指してみませんか? 私の新入社員時代のはかれこれ20年以上も前です。当時の新入社員の年収は18万円程度です。
自分の新入社員時代の月収を達成したら、次は、自分の正社員時代の一番高かった月収を超えてみましょう。
フリーで働いて、会社員時代並に稼げた、会社員時代を超えたということは、会社員を辞めても収入を得て働くことができるという自信になります。
フリーライターの生活
フリーライターして働くと、会社員時代にはなかった金銭面での不安が尽きません。きついな・・・と思うこともあります。
きつい
フリーライターとして在宅で働き始めると、きつい・・・と思うことは結構あります。
会社員時代は、フリーで働くことができたら、、
- 毎日往復3時間の通勤から解放される
- 人間関係のストレスから解放される
- 完全な成果主義でガンバッただけ収入を増やせる
と思っていました。フリーになり、上記3つから解放されたことは真実ではありますが、物事には常に裏表があることを思い知りました。。
要はデメリットだと思われたことも、必ずしもデメリットばかりでもなかったのです。(例:往復3時間の通勤から解放されたけど、運動不足になったなど)
フリーライターはお金の面や身体の面、メンタル面でキツイと思うことも良くあります。
しかしそれは一つの壁でもあると思います。きついな、、と感じるその問題の原因を探り解決すれば、新しい案件との出会いなど、次にステップアップできる、そう思うのです。
フリーライター歴1年のわたしが、ライターキツイな、、と感じた瞬間とその解決方法をまとめたので参考にしてね。
月収が最低で食えないと感じたら作業量不足!
月収が最低で食えない、こんなんじゃ大した年収にはならない、ということは、単に作業量不足です。
早期に現金化できる仕事
ライターは月収が最低で食えないのではないか?という不安を抱くかたも多いと思います。
でもライターの仕事は、他の仕事と比較して早期に現金化しやすい仕事ではないかと感じています。
ネット上のクラウドソーシングに登録すれば、単価を無視すれば割とすぐ仕事を得ることができます。
ライティングの回数を重ねれば、評価が溜まり、良い案件に応募して通過しやすくなるなどです。
時給換算で収入計算ができる仕事
大体その人の1時間当たりの書ける文字数というのは決まっているので、時給換算で収入計算ができるお仕事です。
文字単価1.5円で、1時間1,000文字書くなら、時給は1,500円になります。
そのため月収が最低で食えない場合は、単純に作業量が足りていないからです。
ライターの収入を上げるには以下3つの方法しかありません。
- 労働時間を延ばす
- 1時間当たりの文字数を増やす
- 文字単価を増やす
フリーラーターで高収入の方は、寝る間も惜しんで働いていたり、休日返上で働いているなどで、1か月の稼働時間が非常に多い傾向にあります。
フリーライターが年収を上げるためのコツ
ライターとして高収入を目指すには、ライターとしてWebマーケの会社に正社員就職するか、専門分野ライターになり文字単価をアップさせる方法があります。
でも、きっと皆さんは、企業で働いた経験があり、さまざまなメリット、デメリットを加味して、フリーライターとして働きたい!と考えている方が大半だと思います。
そこで、仕事を得る登録先や雇用形態を工夫することで、安定雇用と時給単価を上げる方法をお勧めします。
文字単価は時給より得、は勘違い
ライターというと文字単価で契約することが大半だと思います。
文字単価で集中して働けば時給換算したとき時給がアップするのでお得だとそう感じたと思います。
実際私も、会社員時代は、事務処理能力が高く、物事を集中して正確にこなすことは大得意でした。
でもライターを文字単価で仕事した場合、文字単価1.5円で時給1,500円がせいぜいでしたね。
文字単価より時給単価がおすすめ
であれば時給単価がおすすめ。なぜなら、時給単価の仕事の方が、継続の可能性が高いからです。
業務委託契約は契約終了しやすい
フリーの方は企業と業務委託契約で契約することが多いです。わたしも業務委託で多くの契約をしていました。
しかし様々な理由で継続されない案件が多くありました。業務委託契約自体が、案件ごとの契約なので双方で簡単に契約や解消が可能だからということになるでしょうか?
時給の方が継続されやすい
一方時給案件は、契約形態が直接契約のパートや、派遣会社と契約関係のある派遣になっています。
どちらも長期前提で契約更新されないことの方がずっと少ないはずです。
ただ派遣は派遣切りなどで、雇用契約が切られる可能性は高いです。しかし契約が3カ月更新になっていて、契約更新しない場合は、1か月前に本人に伝える必要があります。
1か月前に契約しないむねを教えてもらうことができるので、収入を得ながら次の案件を探すことができます。
直接契約のパートの雇用形態はの雇用保障は、正社員と同じようなものです。正社員が切られないように、パートも切られることがそうそうないのではないでしょうか?
時給単価の案件を探す
この記事をご覧になっている皆さんは、一般的なクラウドソーシングは既に登録済みであると思います。
クラウドワークスやランサーズにも時給案件はあるのですが、案件数はかなり少ないです。
時給案件は、年収1,000万円とか月収100万円!などの夢はありません。しかしライターで高収入を得るには、専門分野ライターになったり、作業量を上げたりする必要があり、多くの場合それはムリではないでしょうか?
でも、文字単価ではなく時給単価で契約することで、いつ切られるか分からない業務委託契約より安定して働くことができます。
安定して働くことができれば、案件探しの時間も必要なくなります。複数の案件を組合わせることで、安定して稼ぐことができます。
そこでフリーライターとして時給で働くことができる案件が沢山ある以下の3つをご紹介します。